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独学

お金をかけずに司法試験・予備試験を目指す方法|独学・添削・個別指導の使い分け

カテゴリ 独学
公開日 2025/09/23
著者 上野 塾長

コツコツと、最短合格!!

どうも、こんにちは。 ローラボの上野です。

今日はご質問いただきました。

上野先生こんにちは。司法試験の勉強について伺いたいのですが、私はローラボの個別指導を頼みたく思っていましたが、どうしてもお金がありません。私のような人でも一人で勉強する方法はありますでしょうか? もしあるようであれば教えてください。こういうことを聞くのはおかしいことなのかもしれませんが、是非教えていただければと思います。

ご質問いただきありがとうございます。

司法試験の勉強において切っても切り離せないお金の問題・・・・ 今日では、極力、費用や支出を減らす方法はあると思います。

お金をかけずに進める全体方針

まず、全部を独学にするか、全部を予備校に任せるかの二択で考えなくてよいと思います。

費用を抑えたい方は、独学で進める部分、答案添削を使う部分、月1回の個別指導を使う部分を分けて考えるのが現実的です。

たとえば、次のように分けます。

・基本書を読む、短答過去問を回す、論点の全体像をつかむ部分は、独学で進める
・論文答案については、節目ごとに添削を受けて、自己評価とのズレを確認する
・勉強の方向性やペースが崩れたときだけ、月1回の個別指導で軌道修正する

これなら、毎週高額な講座を受けるよりも費用を抑えやすいですし、かといって完全な独学で迷子になるリスクも下げられます。

私が思うに、節約で大事なのは、「何にもお金を使わないこと」ではありません。お金を使う場所を、答案と方向修正に絞ることです。

司法試験・資格予備校は必要?不要?

まず、前提としてお伝えすると、やはり予備校を使った方が合格の可能性は高まること、受験期間が短くなること、これは否定できないと思います。

司法試験や予備試験の勉強範囲は、膨大です。大学受験どころの話ではありません。

そのため、独学だと迷子になりやすく、受験が長期化してしまうという現実があります。

ただそうはいっても、近年は、予備校に極力通わなくとも、またお金を大量に費やさなくとも受かる方法がだいぶ増えてきました。

かなり選択肢や手段が増えてきています。

基本シリーズ

まず一つ目は、テキストについてです。

予備校ですと、入門講座や基礎講座なるものがありますが、これが結構高いんですね。

もちろん、これらの講座を受講できることに越したことはないのですが、経済的に難しい方は、これにかわるものとして、以下のテキストがおすすめです。

・基本刑法などの「基本シリーズ」

・伊藤真先生の「ファーストトラックシリーズ」

・呉明植先生の「基礎本シリーズ」

・実務基礎等であれば、大島眞一先生の「民事訴訟実務の基礎」

ざっと大まかな全体像を早めにつかむことが重要なので、あまり深入りせずに読めるテキスト、ご自身と相性の良いテキストを選ぶと良いと思います。

中古で構いませんので、購入いただいて読むことをお勧めします。ちなみに、民法については、令和2年に大改正が行われていますので、それ以降に出版されたものを買うようにしましょう。

過去問演習

早めにアウトプットに進みましょう。

司法試験、予備試験ともに過去問は、10年以上ありますので早めに目を通してみましょう。

見てみると、だいぶ論点等が出尽くしている傾向があります。

最初は見るだけ、次に答案を真似てみて、最終的には答案を想起できる状態にしていきましょう

過去問は、辰巳法律研究所さんのえんしゅう本もオススメですし、アガルートさんの市販テキストも良いです。

とにかく、重要なAランクBプラスランクの論点を1周することです。

添削を受けよう

さて、ここが金銭を要するところなのですが、添削指導を受けるということです。

自己評価と他己評価とかが、大きく食い違うのが論文答案です。結構、自分よがりな答案を書く癖がついてしまうと、予備試験や司法試験になかなか受かりにくくなります。

なので、論文答案については添削を受けていただいた方がいいんですけれども、毎回論文答練を予備校で受けるとなると費用が大きくなってしまいます。

ここで大事なのは、全部の答案を毎回添削してもらうことではありません。

まずは、苦手科目や重要な過去問など、自分では評価しにくい答案だけを選んで見てもらうという考え方で十分です。

答案へのコメントを中心に確認したい場合は、司法試験・予備試験の過去問添削のような添削サービスを使う方法があります。コメントを読んでも次に何を直すか分からない場合は、後でお話しする個別指導を月1回だけ使う方が合うこともあります。

AIを使って司法試験・予備試験の添削採点

そこで、チャットGPTなどのAIを利用するという方法が一つ挙げられます。

AIに、適切なプロンプトを与えてください。

三段論法を意識して、条文の指摘、要件の検討、判例の射程、問題点の所在、論点、個別具体的な検討がそれぞれできているかの観点から答案を添削してほしい

このようなプロンプトを与えた上で、ご自身の答案を見ていただければ、ある程度の精度をもって添削してもらえます。

ただ、注意点がまだまだありまして・・・これは私自身も試してみて分かったことですが、

チャットGPTなどを含め、AIは、判例をクリエイティブに作り出してくることがあります。つまり、まったく存在もしない判例を、あたかも存在するかのように解説して添削してくることがあります。これには大変気をつけてください

ちなみに、アメリカでもそのような存在しない判例を鵜呑みにして、弁護士が裁判所に書面を提出してしまい、大問題になったというケースも報告されています。

やはり、あくまでヒントとして使っていただき、最終的には、有斐閣さんの判例百選などを使用して、実際にその判例が存在するのかなどを調べていただくと良いですね。一次資料に当たりましょうということです。

メンタル面とペースメーカー

最後に、意外と軽視されがちで、ただ割と重要なメンタル面についてお話します。

どうしても司法試験予備試験というのは、長期戦持久戦になりますので、最終的には自分のメンタル面、モチベーション維持や、ペースメーカーが必要となる瞬間があります。

そういったペースメーカーのために、勉強仲間を探すというのも重要です。これは、スタディプラスなどのアプリを使うか、あるいは私がしているローラボの個別指導(月1回)を利用する方法などがあります。

支出を抑えつつ、努力を無駄にせず、効果を最大限にするためにも、こうした方法は重要です。

初期費用、学習途中の費用を極力おさえつつ、合格に向かって進んでいただけます。

月1回だけでも、直近答案、次に書く過去問、復習範囲を一緒に決める使い方はできます。ローラボの個別指導の流れや料金を確認したい方は、司法試験・予備試験の個別指導(1対1オンライン)をご覧ください。

よくある質問

司法試験・予備試験は独学だけで合格を目指せますか?

独学だけで進められる部分はありますが、論文答案の評価まで全部ひとりで判断するのは難しいことがあります。費用を抑えるなら、インプットや過去問研究は独学で進め、節目の答案だけ第三者に見てもらう形が現実的です。

お金をかけないなら答案添削は不要ですか?

不要とは言い切れません。論文答案は自己評価と他人からの評価がずれやすいので、全部ではなくても、重要科目や苦手科目の答案だけ添削を受けると、方向修正しやすくなります。

月1回の個別指導でも意味はありますか?

意味はあります。月1回なら、答案の癖、次の1か月で書く過去問、復習範囲を決めるペースメーカーとして使いやすいです。ただし、答案を書かずに相談だけで終わると効果は薄くなります。

AI添削だけで十分ですか?

AI添削はヒントとして使えますが、存在しない判例や不正確な説明が出ることがあります。最終的には条文、判例、基本書、合格者や講師の確認を組み合わせる方が安全です。

最後に

経済的に苦しい方にこそ、諦めずに合格まで頑張っていただきたいと思います。

ご自身が困っている経験をしたからこそ、世の中のマイノリティや困っている人に手を差し伸べられるような素晴らしい法律家になっていただけると思います。

ご質問いただいた方、ありがとうございました。応援しています。

それでは、今日も最後に一言!

今日も、コツコツと最短合格!!

では、また別の記事でお会いしましょう! 最後までお読みいただきありがとうございました。

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