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司法試験

司法試験「もう無理」と思った日に読みたい一冊 ―『司法試験 もう無理 と思ったら読む本』のご紹介

カテゴリ 司法試験
公開日 2026/05/12
著者 上野 塾長

コツコツと、最短合格!!

どうも、こんにちは。 ローラボの上野です。

今日は、私の新刊のご紹介をさせてください。本書『司法試験 もう無理 と思ったら読む本』は、LAW LABO 出版が発行する、ローラボの自社書籍です。

短答式試験のボーダーに、もう少しのところで届かなかった。

論文の答案、最後まで書ききれずに時間切れになった。

不合格通知を、今年もまた、自宅で一人で開いた。

図書館で隣に座っている人の参考書を見て、「自分は、こんなに進んでいない」と焦った。

家族や友人に、もう「次は受かる」と言えなくなってきた。

そんなふうに、「もう司法試験、無理かもしれない」と感じたことのある方へ、書いた一冊です。

あの夜のことを、いまでもはっきり覚えています

本書「孤独との戦い」の章には、こんな一節があります。

「当時、一人暮らしをしていたので、帰宅すると自宅は真っ暗なわけです。
玄関ドアを閉めた瞬間、涙が頬をつたいました。」

― 本書『司法試験 もう無理 と思ったら読む本』より

これは、私自身が予備試験の短答に落ちて、孤独のなかで踏みとどまろうとしていた頃の、ある夜の場面です。

受験生の方のなかには、似たような夜を過ごしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本書は、そうした「自分だけじゃないんだ」と思える小さな慰めを、私の失敗談と教訓を通してお届けするために書いた一冊です。

なぜ、この本を書いたのか

本書は、もともと一冊にまとめるつもりで書き始めたものではありません。

ローラボの講座資料の端に書いていたコラムや、ローラボ公式ブログの記事を、ある受講生の方が読んでくださっていて、その方から、こんなご提案をいただいたことが、すべてのきっかけでした。

「もし、これらの記事を一冊の本にまとめて、他の受講生や受験生にも読んでもらえれば、私以外にも、気持ちが救われる人がきっといると思います。」

このお言葉をいただいたとき、正直に申し上げると、大変光栄で、嬉しい気持ちでいっぱいでした。自分の本を出版することは、私の夢のひとつでもありましたので、その夢を後押しいただいた気持ちでした。

そこから、これまで書いてきた記事やコラムを読み直し、新たに書き下ろした文章を加えて、ようやく一冊の本としてお届けできる形になりました。

製本化にあたって、恩師のおひとりに先にお読みいただいたとき、こんなお言葉をいただきました。

「これほど多くの失敗談を盛り込むのは、相当な勇気がいるよね。私は、恥ずかしくて、部下とか年下の前では強がりたいから、過去は話したくないけどね。」

たしかに、失敗談や挫折エピソードというものは恥ずかしく、なかなか人に話したくないものなのかもしれません。

それでも、私は、こうした失敗や遠回りの話こそが、誰かの糧になり、反面教師となり、いま苦しんでいる方の小さな慰めになるのではないかと考えました。

そのため、本書では、きれい事は一切抜きに、自身の失敗談、そこから得た教訓を、ありのまま綴っています。

こんな方に、届けたい本です

本書は、次のような方に向けて書きました。

  • 司法試験・予備試験の勉強で、心が折れそうになっている方
  • 不合格を経験し、「もう一度、立ち上がれるだろうか」と悩んでいる方
  • 独学で、相談できる相手が周りにいない方
  • 社会人として働きながら、誰にも理解されないまま勉強を続けている方
  • 複数年の受験で、家族や周囲に申し訳なさを感じている方
  • 受験生のご家族で、声のかけ方に悩んでいる方

逆に、次のような方には、内容が合わない可能性があります。あらかじめお伝えしておきます。

  • 短期合格のためのテクニックだけを求めている方
  • まだ読んだことのないノウハウだけが書かれた本を期待している方
  • 著者の個人的なエピソードや価値観に、関心が持てない方

本書は、ノウハウ集ではなく、私自身の経験を中心としたエッセイ・コラム形式の本です。

本書のお買い求めはこちらから

紙の本、Kindle版ともに、Amazon.co.jp でお取り扱いいただいています。

『司法試験 もう無理 と思ったら読む本』

著者:上野 敦史 / 発行:LAW LABO 出版 / ISBN:978-4-9914727-0-1 / 価格:¥2,970(税込)

本書の中身 ― 全 8 章+番外編/約 50 のコラム

本書は、全 8 章+番外編という構成で、約 50 のコラムを収めた一冊です。それぞれの章の中身を、簡単にご紹介します。

第 1 章 — もう無理と思ったあなたへ

私自身が、受験生時代に「ここで終わるかもしれない」と思った場面を、ありのままに綴った章です。

  • 本当のはじまり
  • 孤独との戦い
  • とばされた番号
  • 図書館前の涙
  • 進まない1年
  • 直前期のお別れ

タイトルだけ並べると、暗い印象を持たれるかもしれません。けれども、本書をお読みいただくと、これらのコラムのひとつひとつが、「ここからどう立て直したか」という教訓と一緒になっていることが伝わると思います。

第 2 章 — 合格するための勉強法

私が遠回りした経験から「もっと早く、こうしておけばよかった」と思っている学習法を、コラム形式でまとめています。

  • 論文が先、短答は後
  • 消極的知識と積極的知識
  • 趣旨から考える / 理解と暗記
  • 応用力を磨く勉強をして
  • 現実的答案を参考にして
  • 試験委員はここを見ている
  • AIを使った学習法

司法試験の採点実感(試験委員が公表する、答案の評価コメント)を読み込んだうえでお書きしています。最後の「AIを使った学習法」では、近年の生成 AI を受験勉強にどう取り入れるかについても触れています。

第 3 章 — 合格答案を書く方法

論文答案を、どう設計し、どう書くか。実務家の視点も交えて、答案作法に踏み込んだ章です。法的三段論法/論点主義にならないで/パターン処理をしないで/論点が実務に生きるとき など 8 つのコラムを収めています。

第 4 章 — 基礎を制する者は司法試験を制す

基礎の捉え方、過去問の使い方、採点実感との距離の取り方を扱った章です。「採点実感は腹七部」など、6 つのコラムを収めています。

第 5 章 — 予備校の選び方・関わり方

予備校とどう付き合うか — 補助輪としての位置づけ、選び方、距離の取り方を扱った章です。「予備校は『補助輪』」「カモにならないで」「コンフォートゾーン脱出」など、8 つのコラムを収めています。予備校選びで悩んでいる方、相性に疑問を感じている方にお読みいただきたい章です。

第 6 章 — 司法試験はメンタル勝負

本書のなかで、特に分量を割いた章です。継続は力なり/バカにされても良い/自分軸を持って/合格へのおまじない/引き寄せの法則 など、10 のコラムを収めています。精神論で終わらせず、日常生活でどう自分を整えるかという、地に足のついた工夫もご紹介しています。

第 7 章 — 合格のための時間術

働きながら、家庭をもちながら、勉強時間を捻出する方に向けた章です。予備試験かロースクールか/スキマ時間の活用/あなたは「5人の平均」 など、5 つのコラムを収めています。社会人受験生・主婦受験生の方に、特に役立つ章です。

第 8 章 — 苦しんでいるあなたへ

最後の第 8 章は、まさに本書のタイトル「もう無理」と感じている方に、まっすぐ向けて書いた章です。

  • 完璧な状態は存在しない
  • 身体的ハンディを抱える方へ
  • 受験回数も順位も関係ない
  • くすぶっているあなたへ

受験回数も順位も関係ない」「くすぶっているあなたへ」 — タイトルだけでも、いま苦しんでいる方には、何かが届く章ではないでしょうか。

番外編 — 私を支えてくれた書籍たち

巻末の番外編では、私自身が受験生時代から実務家になるまでに、大変勇気づけられた本を紹介しています。山口真由さんの『挫折からのキャリア論』、堀江貴文さんの『やりきる力』、稲盛和夫さんの『生き方』、河野玄斗さんの『シンプルな勉強法』、鴨頭嘉人さんの『習慣術』、コヴィー博士の『七つの習慣』など、勉強の合間にお読みいただける一冊たちです。

本書が、他の受験本・自己啓発書と違う「3つの理由」

書店に行けば、勉強法の本や、メンタルの本は、たくさん並んでいます。そのなかで、本書を司法試験・予備試験の受験生の方にお届けする意味は、次の3点にあると考えています。

1. 司法試験の「採点実感」を読み込んだうえでの学習論

本書の学習論コラムは、令和五年から令和七年までの司法試験 採点実感を踏まえて執筆しています。

  • 令和六年司法試験の採点実感・公法系第1問/民事系第3問
  • 令和七年司法試験の採点実感・刑事系第1問/公法系第2問

ほか、複数の採点実感を引用しながら、「試験委員はここを見ている」という視点で、論文答案の書き方や、二次規範の立て方、現実的答案のあり方をお話ししています。抽象的なメンタル論や出典のない勉強法ではなく、公開されている一次資料に紐づけた学習論を、心が折れそうな時にも読みやすいエッセイ形式でお届けしています。

2. 検察官・弁護士・塾長、「三つの現場」を経験した著者の視点

私は、予備試験を経由して司法試験に合格したあと、検察官として東京地検・神戸地検等で実務を経験し、その後、弁護士に転向しました。現在は、司法試験個別指導塾ローラボの塾長として、受験生の方の答案や悩みに、日々向き合っています。

  • 検察官として、起訴・公判の最前線にいた経験
  • 弁護士として、企業法務・一般民事を担当している現在
  • 塾長として、受験生の答案・学習・メンタルに伴走している現在

この「三つの現場」からのエピソードを、本書のなかで、できるだけ具体的にお話ししています。司法試験という試験を、合格後の実務(検察・弁護)に紐づけて捉え直すと、勉強の意味も、答案の書き方も、見える景色が変わります。

3. 「予備試験ルート」を歩んだ著者が、独学受験生の孤独に寄り添う

私は、法科大学院を中退し、予備試験を経由して司法試験に合格しました。

予備試験ルートを選んだ方、社会人として独学で挑戦している方は、周りに同じ境遇の人がいないことが多く、孤独を感じやすいと思います。私自身も、予備の短答で落ちた年、東大ロー・慶應ローの入試で結果が出なかった年など、「自分一人だけ取り残されている」と感じた時期がありました。

本書では、そうした孤独な時期にこそ、どう自分を立て直し、どう日々の勉強を組み立て直したかを、具体的にお話ししています。

「ひとりじゃない」と思える ― 合格者の声

本書のもうひとつの特徴は、ローラボの合格者の声を、各コラムの間に挿入していることです。令和 5 〜 7 年の予備試験・司法試験合格者の方々から、合格体験記やインタビューを抜粋し、本書のなかに散りばめています。

学生の方、忙しい社会人受験生の方、公務員として働きながら合格された方、士業の方、地方在住の方など、あなたと同じ境遇から合格した先輩の声が、本書を読み進めるなかで、自然と心に届くようにしています。

忙しい社会人受験生は、予備校の論証集を日々回すことが結構大変で、何度も挫折しがちです。論証ノートの論証は、必要不可欠のものに絞り込まれていて、かつ、本試験で何度も問われるものに限定されています。さらに、同論証集のコラム欄には、勉強方針、心構え、モチベーション維持方法等が記載され、法律の樹海で生き残り、かつ、抜け出す道を照らす懐中電灯のような存在です。

(本書より、令和 6 年予備試験合格者・士業の方の寄稿)

働きながら受験勉強をしている社会人は、過去問を解いても、相談できる相手がおらず、A答案や予備校答案例、短文事例問題を暗記しようとしがちです。また、絶対的な孤独の中、法律の樹海を彷徨い続けているかもしれません。

(本書より、令和 7 年司法試験合格者・士業の方の寄稿)

合格者の体験記は、特に独学で頑張っている方や、社会人受験生の方にとって、何よりの励ましになると思います。「自分だけじゃない」と感じられる瞬間が、きっと本書のなかにあります。

著者について

著者の私について、簡単にお伝えします。

私、上野敦史は、鹿児島県の出身で、五人兄弟の三男坊として、桜島の火山灰を浴びながら育ちました。予備試験を経由して、司法試験に一発合格(上位二〇%台)。その後、検察官として東京地検・神戸地検等で勤務したのち、弁護士に転向し、企業法務・一般民事を中心に実務を経験しています。

そして、司法試験を、もっと「優しく、楽しく」学習できる場所を作りたいと思って、司法試験個別指導塾ローラボを立ち上げ、現在は同塾の塾長を務めています。

検察官と弁護士、両方の現場を経験してきたからこそお伝えできる、実務に紐づいた具体的なエピソードや学習法は、本書の中にもふんだんに盛り込みました。

本書についての、よくあるご質問

勉強法の本ですか?それともメンタル本ですか?

両方を兼ねた一冊です。第1章・第8章では「もう無理」と感じる気持ちにまっすぐ寄り添い、第2章〜第4章では論文・短答の勉強法と答案作法、第5章〜第7章では予備校との付き合い方・メンタル・時間術を扱っています。心が折れそうな時のお守りとして、また勉強の方向性を見直すきっかけとして、両面でお使いいただけます。

初学者でも読めますか?

はい、お読みいただけます。本書はエッセイ・コラム形式で書かれていますので、専門用語の解説書ではありません。司法試験・予備試験の受験生はもちろん、これから受験を考えている方、法学部の学生の方、また、ご家族が受験生で「どう声をかけていいか分からない」とお悩みの方にも、お読みいただける構成になっています。

電子書籍はありますか?

はい、Kindle版もご用意しています。紙の本(¥2,970 税込)と、Kindle版の両方からお選びいただけます。直前期は重い本を持ち歩きたくない方や、就寝前に少しずつお読みになりたい方には、Kindle版もおすすめです。

改訂版の予定はありますか?

令和八年(2026年)二月二二日に発行された初版を販売中です。改訂版については今後検討する予定ですが、本書の中心となるメッセージ — 失敗談と、そこから得た教訓 — は、改訂の有無にかかわらず変わりません。今、心が折れそうな方には、ぜひ初版を今お読みいただきたいと思っています。

本書を読めば合格できますか?

本書は合格を保証する本ではありません。司法試験・予備試験は、どの本を読んだからといって、確実に合格できる試験ではないと、私は考えています。本書は、いま心が折れそうな方が、「自分だけじゃないんだ」と一息つけるよう、そして、もう一歩を踏み出せるよう、私自身の失敗談と教訓をお届けする一冊です。

最後に — もう一歩を、踏み出すあなたへ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ここまで読んでくださった方は、きっと、いま何かしらの踏ん張りどころにいらっしゃるのだと思います。

司法試験は、長い道のりです。短答に落ちた夜も、論文の答案が書き切れなかった日も、「もう無理」と思った瞬間も、どれも、合格者の先人たちが、同じように辿ってきた道です。あなただけが、特別に弱いわけではありません。

本書の一節でも、皆さまの背中をそっと押せたら、著者として、これ以上の喜びはありません。

『司法試験 もう無理 と思ったら読む本』

著者:上野 敦史 / 発行:LAW LABO 出版 / ISBN:978-4-9914727-0-1 / 価格:¥2,970(税込)

※ 本書はLAW LABO 出版が発行する自社書籍です。リンク先はAmazon.co.jpの商品ページです。

もし周囲に、司法試験や予備試験を目指している方、いま苦しんでいる方がいらっしゃれば、本書をそっと薦めていただけるととても嬉しいです。

今しんどい方も、どうかご自身を信じて、一歩ずつ歩み続けてください。私も、これからも皆さんと一緒に、コツコツと進んでまいります。

今日も、コツコツと最短合格!!

では、また別の記事でお会いしましょう。

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